Hidejiiの「鳥撮り散歩」Vol.15、我が町のシンボル鳥(市鳥)「アオバズク」雛の巣立ちを見守る!!全国のシンボル鳥もご紹介
こんにちはHidejiiです。
毎日の雨で楽しみにしている鳥撮り散歩ができないでいる自分。コロナ禍も影響し、爺は家に巣ごもり中です。この夏育つ雛はもうすっかり巣立ちを果たし、そろそろ別の場所に渡って行ってしまうのでしょうね。その中でも我が町の市鳥指定されているのが「アオバズク」で、今年は3羽の雛が確認できました。
毎年決まって同じ場所に営巣し3~4羽の雛がかえり巣立って行きます。昨年は枝が繁った場所にでも居たのか見つけることは出来なかったが、今年2021年はしっかり見ることが出来ました。きっと、東京2020「オリンピック」を観戦するために姿を見せてくれたのでしょう。
そんな我が街のシンボル鳥であるアオバズクと3羽の雛を撮影することができましたので紹介したいと思います。ぱっちりとした目がとても可愛いですよ。
アオバズクは「小型でフクロウの仲間」
山の方に行けばどこかでフクロウさんも居るのでしょうがなかなか遭遇することが難しいのですが、このアオバズクは街中に生息し高っかい木に営巣します。お父さんバズクが見守る中お母さんバズクが抱卵し雛をかえし子育てします。営巣は木の折れた枝の後に残る穴の空いた場所なんですが、見つけることは非常に困難です。
なので、雛が巣立つまでじっと待っているんです。お父さんバズクを見つけても昼間はじっとしているので、正面を向いてくれるのを待つのですが、これもなかなか向いてくれない。背中ばかりでシャッターチャンスはいがいとないんですよ。ただひたすら雛が顔を見せてくれるまでそっとしておくんです。
そうすると元気な雛が顔を出してくれます。今年撮ったアオバズクの家族写真です。ご覧ください。
いかがですか。とっても可愛いでしょう!!
2羽で居るのがお母さんバズクと雛バズクで、1羽で睨みをきかせているのがお父さんバズクだと思います。お母さんの方が少し大きいです。3羽並んでいるのは子バズク3兄弟です。
アオバズクの生態
アオバズクとはこんなフクロウです。

アオバズクは和名(漢字)で【青葉木菟】と書きます。どうも青葉の季節に渡来することが名前の由来だそうです。いつも思うのですが、野鳥の名前って見た目や季節、生息場所で決まるんですね。
【生態は】
フクロウ目フクロウ科アオバズク属の夏鳥で全長29㎝ほどの大きさ。雄の方が少し小さく、羽角のない丸坊主のフクロウ類です。九州以北に渡来、平地林や低山林、市街地の公園林などに生息する。東南アジアで越冬し日本には4月ごろから渡来します。
餌は、主に昆虫類や小鳥など捕食する肉食系ですね。

ここで雑学!!
羽角というのは、耳のように見えるちょっぴり上向きの羽の事を言うんですよ。羽角が無いのがフクロウで羽角があるのがミミズクです。なので、アオバズクはフクロウなんですね。とりわけ私の頭も羽角はないのでフクロウ頭と言うことですかな・・・いやいやハゲワシ😆😆😆🤣🤣🤣😂
アオバズクは、タイトルでも紹介しましたとおり東京都羽村市のシンボル鳥なんですよ。全国でも市鳥や県鳥がありますが、ちょっと調べてみたので、全国のシンボル鳥を一覧表でご紹介しましょう。
全国のシンボル鳥一覧
全国47都道府県のシンボル鳥です。ご欄ください、皆さんのお住いのシンボル鳥はこんな野鳥達です。和名である漢字でも表記しています。
都道府県 | シンボル鳥 |
---|---|
日本の国鳥 | 雉(キジ) |
北海道 | 丹頂(タンチョウ) |
青森県 | 白鳥(ハクチョウ) |
岩手県 | 雉(キジ) |
秋田県 | 山鳥(ヤマドリ) |
山形県 | 鴛鴦(オシドリ) |
宮城県 | 雁(ガン) |
福島県 | 黄鶲(キビタキ) |
茨城県 | 雲雀(ヒバリ) |
栃木県 | 大瑠璃(オオルリ) |
群馬県 | 山鳥(ヤマドリ) |
千葉県 | 頬白(ホオジロ) |
埼玉県 | 白子鳩(シラコバト) |
東京都 | 百合鴎(ユリカモメ) |
神奈川 | 鴎(カモメ) |
山梨県 | 鶯(ウグイス) |
長野県 | 雷鳥(ライチョウ) |
新潟県 | 朱鷺(トキ) |
富山県 | 雷鳥(ライチョウ) |
石川県 | 狗鷲(イヌワシ) |
福井県 | 鶫(ツグミ) |
静岡県 | 三光鳥(サンコウチョウ) |
愛知県 | 木葉木菟 (コノハズク) |
岐阜県 | 雷鳥(ライチョウ) |
三重県 | 白千鳥(シロチドリ) |
滋賀県 | 鳰(カイツブリ) |
京都府 | 大水薙鳥(オオミズナギドリ) |
奈良県 | 駒鳥(コマドリ) |
大阪府 | 百舌(モズ) |
兵庫県 | 鸛(コウノトリ) |
和歌山県 | 目白(メジロ) |
香川県 | 杜鵑(ホトトギス) |
徳島県 | 白鷺(シラサギ)※大鷺(ダイサギ) |
愛媛県 | 駒鳥(コマドリ) |
高知県 | 八色鳥(ヤイロチョウ) |
岡山県 | 雉(キジ) |
広島県 | 阿比(アビ) |
鳥取県 | 鴛鴦(オシドリ) |
島根県 | 白鳥(ハクチョウ) |
山口県 | 鍋鶴(ナベヅル) |
福岡県 | 鶯(ウグイス) |
佐賀県 | 鵲(カササギ) |
長崎県 | 鴛鴦(オシドリ) |
大分県 | 目白(メジロ) |
熊本県 | 雲雀(ヒバリ) |
宮崎県 | 腰白山鳥(コシジロヤマドリ) |
鹿児島県 | 瑠璃橿鳥(ルリカケス) |
沖縄県 | 野口啄木鳥(ノグチゲラ) |
いかがですか。皆さんのお住みになっている地域のシンボル鳥です。是非覚えておいてくださいね。と言ってる私も、国鳥のキジは知っていましたが、野鳥に興味を持つようになって、現在住んでいる街の市鳥がアオバズクと知り、全国47都道府県のシンボル鳥が知りたくなって調べたものです。
鳥撮り散歩のまとめ
アオバズクは東京都羽村市の市鳥指定されているシンボル鳥です。国鳥として親しまれているのは雉(キジ)で、全国でも県のシンボル鳥として指定されていますね。
都道府県だけでなく、市町村にもシンボル鳥がいるので、是非、皆さんの住んでいる街の指定されている野鳥を探してみてください。皆さんの街で大切に見守っている野鳥が意外とシンボル鳥として指定されていますよ。
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