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ニホンカモシカここにもいた!?鳥撮り散歩Vol.18羽村市で特別天然記念物に遭遇!!

鳥撮り散歩のHidejiiです。いつもの野鳥じゃなく、特別天然記念物に偶然遭遇しました。それは、ニホンカモシカという動物で、野生のカモシカを見るのは初めてのことです。それも2頭いたなんて今でも信じられません。

バッチリ証拠写真を撮ったので、皆さんに紹介します。

ニホンカモシカとはこんな動物

2021.11ニホンカモシカ

カモシカと呼ばれていますが、実はウシ科の動物で、鹿ではないんですね。私も鹿のわりにごつい顔をしているし、スタイルもずんぐりむっくりで、名前がカモシカなのに決してカッコいいとは思っていませんでした。

ではどんな動物なのか調べてみました。

ニホンカモシカの形態

1955年に特別天然記念物に指定されているんですよ。
カモシカと呼ばれているが、うし科カモシカ属に分類され、鹿とは別の動物で、東北地方から九州宮崎県などに分布すると報告されています。(引用:ニホンカモシカWikipedia)外部リンクに飛びます

爺じ

形態は、体長105 ~112㎝、体重30~45㎏、肩高68 ~75、尾長6~7㎝と短い。全身の毛衣は白や灰色・灰褐色をしていて個体変異や地域変異が大きい。角は短く8~15㎝で円錐形をしていて、耳は幅広短めで直立しても耳介の先端と角の先端が同程度の高さです。写真と見比べてくださいネ♪
寿命は平均15年ほどですが、20年以上いきた個体もいるそうです。

ウシ科なのでこんな顔をしているんですね。レンズ越しに見ていて、なんでこんな山に小っちゃい牛がいるんだ???なんて思いながらシャッタを押しましたよ😅

ニホンカモシカの生態

形態が分かると、その分布や何を餌に食べているのか気になりますよね。爺じが調べたので紹介します。

爺じ

生態は、意外に低い山地からやや高山帯にかけてのブナ、ミズナラなどの落ち葉、広葉樹林や混交林などに生息し、季節によって移動することはないようです。10~50haの縄張りがあり、眼下腺を木の枝などに擦り付け縄張りを主張するマーキングを行います。その縄張りは雌は重複するが雄同士では縄張りに侵入することを許さず、角を突き合わせて争ったり追い出す行為をします。
餌は、広葉草本、木の葉、芽、樹皮、果実などを食べ、木の根元や斜面の岩棚、切り株の上などで休むそうなんじゃ。

マーキングをしている姿がこれです

首の辺りや顔を木にこすりつけているのが分かりますね。今回遭遇したのは2頭です。同じ行動をしているのが見れました。私も初めて見るので、最初は何という野生の動物なんだ!襲ってこないかななどと心配しながらシャッターを押したわけですが、心の中ではもしかして鹿・・・帰って調べてみてカモシカだと解りました。

ニホンカモシカは、一時期『絶滅危惧種』として登録されていたようですが、今ではその数も増え、特別天然記念物に登録された訳です。大昔は食用として狩りの対象にもなっていたようです。でも、まさかニホンカモシカに出くわすとは夢にも思っていませんでした。

ニホンカモシカに感謝!!いろんな姿をご紹介『ニホンカモシカ ギャラリー』

もう一頭いました。少し顔が違うのが分かります。同じ場所に2頭いたのでおそらく夫婦(恋人!)だと思います。同色のようなので雄雌はパット見ただけではわかりませんね。

せっかくの鳥撮り散歩なので・・・!!

鳥撮り散歩にきているので最近撮った野鳥もご紹介します。

マガモの♀(嘴の先に特徴あります)とカイツブリ、川面に映るチュウダイサギ(目の下のラインが少し短い)、東京でも遭遇したチョウゲンボウ、ホバリングしながら餌をさがしていました。いずれも写りが悪いので証拠写真です。

ニホンカモシカのまとめ

カモシカと呼ばれているが、実はウシ科の哺乳類で鹿ではないです。絶滅危惧種とされていたが、現在で繁殖に成功し、記念物から『特別天然記念物』に登録されています。貴重な動物なんです。そして好奇心も強く、人を見ていることもあります。実際カメラ目線でことらをじっと見ていましたよ。

ニホンカモシカに出会ったら、静かに見守っていきましょう。決して脅かしたり追いかけたりしてはいけません。大切に見守ることです。もし、個体に何らかの異常が見られたら自治体などに連絡してあげてください。大切な日本の宝です。

近年では、街に降りてきて目撃されることも増えています。もし見かけてもカモシカは基本的に人を襲うことはしません。静かに見守ると山に戻っていきます。ただし、飼い犬が吠えて襲いかかったり、親子のカモシカが現れた時は威嚇してくるので、興奮しているときは絶対に近づかないよう注意してくださいね。

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