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Hidejiiの鳥撮り散歩vol.31『カイツブリの営巣・産卵・抱卵・子育て』

2022.6カイツブリ

こんにちは「Hidejii」です。

今回の鳥撮り散歩は、数週間前に巣立ちしたカイツブリの親子のその後を見たくて子育て中の親子カイツブリを見てきました。

驚きました!!新たに営巣しているじゃないか

2022.6隠し終えた卵を抱卵中

水草の影に隠れてすでに大きくなった雛たちは巣立ち、親鳥より大きくなったんじゃないかぐらいに成長していました。まだ羽の模様は雛のままのようですが、本当に元気で育ってくれています。

静かに見守ってあげたいですね。

「ここなら大丈夫だよ!!」

この場所は外敵も少なく、餌も豊富なんです。本当の外敵はひょっとして人間なのかもしれませんね!! ということは、今はこの私「Hidejii」だ・・・。

この子はひょっとして親カイツブリなのかな? 羽は大人の羽模様だし、水面に映る姿もいいですね😃

水面に映る私を見て〜〜
子育て中、忙しい合間に
ちょっと散歩に……

元気に育つ雛たちを見ながら、周りを見渡してみたら・・・・・・

何か変だ! 水面に陸があるし、そこにはカイツブリが何かを抱かえるような様子が伺える

2022.6抱卵する親カイツブリ

これはまさしくカイツブリの愛の巣ではないか…🏠

営巣は、雄雌共同で、水生植物や杭などに水生植物の葉や茎を組み合わせて作り、水面に流されないようにぷかぷか浮いている。

私のいる地域では、今まさに産卵季節ということになります。

きっと、1回目の雛が成長し巣立ってくれたことを確認したのでしょう。そして次の子育てに奮闘する、健気なカイツブリの子育てが再びはじまったのでしょう。

抱卵している様子を伺っていたら、私のシャッター音が聞こえたのか、野生で警戒心の強いカイツブリは巣を離れてしまったのです。

2022.6巣と卵を外的から守る親カイツブリ

巣が盛り上げっている場所わかりますか…この盛り上がった下に卵が隠されています🥚🥚

こうして外的から我が子を守っているんですね。

そして、親カイツブリも巣から離れて隠れてしまいました。

きっと、害獣である人間の私が見ているのを感じたのでしょう。早々に引き下がりました。抱卵を放棄させてはいけませんね。害獣は退散することにしました。

落ち着いたら、その後を観察したいと思い帰りました。

あれから5日後再び会いに🚶巣に白い丸いものが…卵か!!??

今は梅雨の季節、Hidejii は孫の面倒や家の用事……

Hidejii

家事をしない主夫です。
でも何故か父の日に夕ご飯の焼きそばを私が作りました。
息子にご馳走様と言われなんだか嬉しかった😜
父の日からのプレゼントです!!

そして梅雨の雨で出かけることまままならない今日この頃☂️☂️

梅雨空で今にも雨が降り出しそうな天気ではあったが、蒸し暑いが熱中症になるほどの暑さではない。なので、早速カイツブリの様子を見に行くことにした。

警戒されてはいけないので、ポイントのすぐ側の草葉の陰に隠れてそ〜と近づいて行きました。

そしたらーーーーーーー!

Hidejii

なんだあれは!?

2022.6カイツブリの卵

ズームアップ して見ると

2022.6カイツブリの卵

これは卵ですね。落卵すなわち産卵したんですよ。外的から守るため卵を隠すのですが、まだそのままの状態です。

それに真っ白で綺麗だ。これは〜〜〜ひょっとして〜〜〜産まれたばかりか!!!

ガイドブックによると、”産まれた卵は白く成長と共に汚れで褐色になってくる” と書かれている。

これはまさしく真っ白い状態だ。でも親カイツブリはどこにも見当たらない……

外敵である私の近づく音やシャッターの音に気付いたのかもしれない。ヤバイヤバイ🙏

少し草葉の陰に隠れて見ていようと思った。少し時間が経ったーーーーー心配になってきた。害獣退治に『ウルトラマン」を呼びに行ったのか。(新ではなくて神だ!!)

私はウルトラマンのキックを喰らうのか🦵😱

腰がひけながら少し後退り

いた!卵隠と巣を守る親カイツブリ

戻ってきました。そして卵を隠し始めました!!

背の高い雑草が邪魔してきれいに撮れないが、これが限界だ!

気配を感じたら逃げてしまい、抱卵放棄されたら申し訳ない🙇

器用に嘴で隠す仕草は可愛いですね。こちらからは卵は全く見えません。こうして外敵から守っているんですね。

卵を隠した後すぐに抱卵したのですが、私に気付いたのか、巣から離れたんですよ!

そして、巣の周りを子を守るように見張っていました。時には私の方を睨み・・・

少しして、外敵が居ないと判断したのか、また抱卵し始めました。

抱卵期間は20-25日とガイドブックで説明されている。ということは7月の上旬〜中旬にかけて雛がかえり親カイツブリの背中に乗る姿がみれるのでしょう。とても楽しみ。

カイツブリは、卵から孵化し1週間もすれば巣から離れ泳ぐことができるそうです。その時、親カイツブリの背中に乗ったり、羽の影に隠れたりして外敵や体温の低下などを防ぐようです。

この時期、親の背中に乗っている雛たちが見たくて、野鳥好きの素人カメラマンが一斉にシャッターを押すんです。生まれたての赤ちゃん雛にストレスを与えないように、そっと見守りたいと思います。

と言いながら、私もシャッターを押してしまうんでしょう。カイツブリさんすみません🙇🙇🙇

カイツブリのまとめ

カイツブリの子育ての時期は4月〜7月ごろで、数回に分け卵を産みます。

親カイツブリは雄雌共同で水生植物や杭などに水生植物の葉や茎を組み合わせて巣を作り、そこに産卵し、外敵から卵を守るた葉や茎で覆い隠します。

抱卵して孵化までは20日〜25日かかります。

卵から孵化した赤ちゃんカイツブリは成長が早いのか、1週間もすれば巣から離れ泳ぐことができます。

そして、雛が巣立つまで、親カイツブリは食事を与え、成長と共に、餌の捕獲や潜水方法、外的から身を守る方法など雛に教えるのです。

どこかで、カイツブリの子育てを見かけたら、そっと静かに見守っていきたいですね。

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