Hidejiiの『鳥撮り散歩』Vol.3『オオヨシキリ』の行々子
こんにちは 「Hidejii」です。
今回の鳥撮り散歩は、いよいよ本番夏鳥の一種である『オオヨシキリ』が大きな声で鳴いているのが聞こえてきました。
この野鳥の特徴は、小さな体で、とても大きな声を出すだと言うことです。それも、どこかの金属工場で製造されている金属の加工時の機械音のような、そんな声で鳴くんですよ。
今回は、この『オオヨシキリ』についてご紹介します。
その姿と大きな声で鳴くオオヨシキリをご覧ください。
オオヨシキリってこんな野鳥
まず、このオオヨシキリとはどんな野鳥か説明させて頂きます。
オオヨシキリってこんな野鳥です。

ご覧のように、大きな声で鳴いている様子がうかがえますね。嘴を大きく開けるとそ、その口の中は赤いんですよ。お魚で口の中が黒いのが『ノドクロ』といいますが、この子は『ノドアカ鳥』とは言いませんよ。😅
では、なでオオヨシキリと名付けられてるのか、その名前の由来を含め、オオヨシキリの生態について説明します。
オオヨシキリは「行々子(ギョギョシ)」とよばれる
ここからは爺じが説明しましょう。

全長18㎝と少し大きめの夏鳥。
その鳴き声から
「ヨシ原の行々子(ギョギョシ)」と言われているんですよ。
こんな句も詠まれています
「能なしの眠たし我を行々子」 松を芭蕉
「行々子口から先に生まれたか」 小林一茶
皆さん、鳴き声が聞きたくなってきたでしょう!
いかがですか、どこかの工場から聞こえる機械音のように聞こえるでしょう!言葉にしてむるとこんなふうになるんですよ。爺じが言葉におきかえてみました。

大きな声で
「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョギョギョシ」
『ケケス ケケス カイカイシ」
どうです、これが機械音のような鳴き声ですよ。そばで聞いていると「うるさいな~!」と誰もが思うでしょう。
河川、池沼などの葭原(ヨシはら)に生息します。
オオヨシキリの名前の由来
名前の由来は・・・
オオヨシキリは『葭原に棲む鳥』と言われ、葭原に生息し葭を噛み切って営巣することから「ヨシギリ」と呼ばれ、後に「ヨシキリ」とお呼ばれるようになりました。和名は『大葭切』と書き、葭に隠れてなかなか姿が見えないんですよ。(少し小さい「コヨシキリ」という野鳥もいます)
今回は、機嫌が良かったのか、少し遠いですが、何回も現れ姿を見せてくれました。その姿を撮りましたのでご覧ください。
オオヨシキリギャラリー
いかがでしたか。散歩に出かけた時河原に葭が茂っていたら耳を澄ましてみてください・・・違う違う、耳を澄まさなくてお大きな囀りが聞こえてきますわ!・・・そうです、普通に聞いてみてください。金属工場で金棒を製造しているオオヨシキリの職人さんが囀っていますよ。
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